英文履歴書(Resume)とCVは何が違うのか?

英文履歴書の基本

Curriculum Vitae (CV)とは何か?

米国では、Curriculum Vitae (CV) は、職業上の地位、業績、および活動をすべて記載した包括的な文書です。 Curriculum Vitae (CV) はラテン語で「人生のコース」とという意味があります。

CV は、米国では他の国とは異なる意味を持ちます。 米国では、CV とは、学術、医療、研究、および教職に応募する際に使用される、包括的で詳細な文書を指します。

大学院レベルで一般的に使用されますが、学部生は助成金、奨学金、および研究機会を申請するときにCVを使用する場合があります。 これらの業界以外の国で応募する場合は、CVが必要な場合でも、一般的に米国スタイルの履歴書が推奨されます。

英文履歴書とCVは何が違うのか?

以下が英文履歴書(Resume)とCVの違いです。

Resume CV
長さ 1 ~ 2 ページ 2ページ以上
提出先 企業、その他の組織 連邦政府、大学、研究職、科学職、フェローシップ
書き方 基本的に箇条書き 文章による段落と箇条書き
内容 各ポジションに合わせたスキル、実績、経験の箇条書きの要約 学歴、研究内容、出版物、プレゼンテーション、賞、所属などの年代順の概要と詳細な説明。

長さ

英文履歴書は通常 1 ~ 2 ページに制限されていますが、CV は 2 ページから 20 ページ以上に及ぶ場合がありますが、これはキャリア長さによって異なります。

書き方と内容

英文履歴書は通常、自分のスキルと実績の要約です。そのため、基本的に箇条書きがメインになります。

一方、CVにはいくつかのスキルが記載されている場合がありますが、内容の焦点は、出版歴、教育経験、助成金と賞、会議でのプレゼンテーションなど、学歴や職歴における役職や業績に重点を置いています。書き方は、箇条書きと文章の両方が使われます。

CVを求める組織

以下の職種に応募する際は、CVの提出が求められます。

  • 大学および研究職
  • フェローシップや助成金への応募
  • 特定の米国連邦政府の仕事
  • 国際的組織
  • シンクタンクまたは NGO
  • 研究開発職

応募先の企業からCVを求められたらどうすればよいですか?

応募先の企業がCVを要求することもありますが、ほとんどの場合は、スキルベースの英文履歴書を求めていることが多々あります。英文履歴書とCV、どちらが必要なかどうかを確認するようにしましょう。海外での仕事に応募する場合、「CV」と「履歴書」という用語が同じ意味を持つことがあるので要注意です。

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