就職面接は、雇用主と候補者が出会い、お互いを評価する機会です。通常、内定オファーを受け取る前に、複数の面接官と面接を行うことになります。
しかし、面接は面接官から一方的に評価をされる場ではなく、応募者である自分自身も面接官を通して、応募先の企業を評価する立場にいます。
面接官が評価するポイント
面接官たちは、募集しているポジションに関連する応募者のふさわしさについて、次のことを評価します。
- スキルや能力 — 職務内容に記載されている要件に一致するスキルや能力を持っているか？
- 達成力 — アサインされる仕事を達成する仕事の進め方を知っているか？
- 個人の資質 — 組織での成功に貢献する可能性が高いコンピテンシーを持っているか？
- 熱意 — どれだけこの組織のこのポジションで働きたいという熱意を持っているのか？
- 短期的および長期的な目標 – どのようなキャリア分野への方向性と興味があるのか？すぐに辞めてしまわないか？
応募者が応募先企業を評価すべきポイント
候補者として、組織を批判的に見て、次のことを検討する必要があります。
- 応募ポジションの魅力度 – 短期的、長期的に応募先の組織、ポジションで熱意を持って働けるのか？
- 経験 – 自分が望む経験を得ることができるのか？ 将来のステップアップにつながる仕事なのか？
- 職場やポジションの快適度 — 事業の安定性、上司や同僚との「相性」などは良いか？
- 昇進の機会 – 自分がイメージするスピードで昇進できるのか？
- トレーニングおよび指導プログラム – 適切で魅力的な研修プログラムがあるのか？
- 待遇 – 自分のニーズにあう適切な待遇を得られるのか？ 又は得られる可能性があるのか？
