苦労して英文履歴書を書き上げると、ほっと一安心してしまうかもしれません。しかし、ここで終わりではありません。完成後にやるべき3つのことがあります。
その1:英文履歴書を再度校正する
英文履歴書を注意深く校正します。その際、スペルチェック機能を使用します。 英文履歴書にスペルミスがあると、応募先企業からふさわしくない、と判断される可能性があります。
また、文法的に正しいとしても、その言語を母国語とする人間や業界の人間からすると適切でない表現があるかもしれません。その場合は次のステップが大切になります。
その2:第三者にレビューしてもらう
メンターや、キャリアアドバイザーなどに履歴書を確認してもらいましょう。自分が苦労して書いた英文履歴書は、自分の思いが詰まった子供のようなものなので、どうしても評価が主観的になってしまいます。第三者の視点を入れることで、客観的に自分の英文履歴書を見直すことができます。
もしネットワーキングの過程で機会があるのであれば、自分が応募しようとしている業界で働く社会人にも見てもらい、フィードバックを受けても良いでしょう。その業界で働く人たちは、その業界ならではのアピールポイントをよく理解しているため、より適切なアドバイスを受けられる可能性があります。
その3:継続的に英文履歴書を更新する
就職・転職活動をしながら得た経験やフィードバックを元に、英文履歴書をアップデートしていきます。また、応募先の業界や企業に合わせて別バージョンの英文履歴書を作成する必要も出てくるはずです。
バージョン管理は丁寧にする
アップデートする際は、一つのファイルを上書きするのではなく、別名で保存した上で、フォルダ分けして丁寧に整理するようにしましょう。
以下は、ファイル名の提案です。自分の名前、日付、業界、社名、ポジション名を入れておきます。
Resume_[Full-Name]_[YYYYMMDD]_[Industry]_[Company Name]_[Position]
もちろん、フォルダを使って整理しても良いのですが、ファイル単体になったときに、どの業界のどの企業のどのポジションに使ったバージョンなのか、分からなくなる可能性があります。
また、提出する際は、余計なところは削除し、Resume_[Full-Name] というシンプルな名前して提出しましょう。